映画祭に関するトピックが続きますが、去る11月6、7日に開催されたWilliamstown Mountain Film Festivalにて2003年のGreenland遠征を題材にした作品「presence: 40 days in Greenland」が「Best Mountain Sport Film」を受賞しました。
sender filmの「sharp end」やsweetgrass productionの「signaures」などがエントリーされている中での受賞なので、非常に光栄です。
講評によれば、filmingとstory lineへの評価が高く、またすべての行程が動力を使わず人間の力だけで行われていることが内容をさらに素晴しいものにしている、とのことでした。
それにしても、本当にたくさんのMountain Film Festivalがあるのだと実感しています。
一つの映画祭でファイナリストに選考されると、世界中から次々に参加の誘いが届きます。
こうして様々な映画祭に参加してみると、良い映画祭というのは主催者の姿勢、開催する街全体の関わり方など、決して規模が大きければ良いというものではないのだと感じます。
残念ながら日本にはMountain Film Festivalは一つも存在しません。
いつの日か日本で良質の映画祭を運営してみたいものです。