行ってきました。
今年のテーマは「FOOD」。
昨年にも増して、興味深い作品ばかりでした。
中でも印象に残ったのは、音楽家NGAWANG CHOEPHELが自身の体験と同様に投獄された人々を描いた「Tibet in Song」。
また1999年に各地の映画祭で絶賛された「Genghis Blues」が今回再映されていました。
こちらはモンゴルの隣国Tuvaの伝統音楽に魅せられた盲目のブルースシンガーとTuvaの伝統音楽奏者の交流についての作品。
両作品とも、演奏することの素晴しさと、その演奏を禁止することで文化が破壊されるということの意味を考えさせらる作品でした。
さらにTellurideローカルの作品「The Edge of Telluride」にScott Kennettが出演していて、上映後のQ&Aにも登場していました。
Kennettがまだまだ元気に滑っていて、しかも作品にまで出演しているというのは、個人的に本当に嬉しい出来事でした。
ちなみに僕らの作品「deep」は通常の上映の他に「Adrenaline」でも上映され、4分足らずの短い作品のため「もっと観せろ」といわれてしまいました。
今年もアメリカ、ヨーロッパの映画祭に出品してみようと思います。
すっかりごぶさたしております。
この冬はいかがでしたか。
僕は自分の作品の撮影はごく控え目に行い、山田博行氏がここ数年かけて制作している佐々木大輔を題材にした作品「End Of The Line」の手伝いを中心にすごしていました。
3シーズンを費やした大作は、この秋に発表予定だそうです。
さて、「icon 6」から1つのチャプター抜粋し、短編作品「deep -shinsetsu-」としてMountainfilm in Tellurideに出品したところ、昨年に続きファイナル入選しました。
5月21日-25日の日程で開催されるので、今年も現地に赴く予定です。